肌・ニキビ編

肌について


ニキビって、うっとうしくて、あんまりオシャレじゃないし、青春にシンボルなんていわれても厄介ものには違いありません。

青春時代だけではなく、日常生活の乱れなどでも起こりやすいためか、最近では成人でもニキビになる人が増えています。

だけど軽い人も含めると、男女を問わず80%以上はニキビで悩んだ経験があると言われています。

ニキビは医学的にはありふれたもので、決して特別な病気ではありません。

ニキビを治療するにせよ、予防するにせよ、ニキビのできるしくみとニキビのタイプを理解することが必要かつ重要です。

ニキビって何?


ニキビの正式な病名は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といいます。思春期以後に発症し、大部分の人が経験するものです。

その意味では正常な皮膚変化なのですが、ひどいニキビはあばたを作りますし、

女性では美容の面で精神的に大きな苦痛をもたらします。ニキビをよく見ると、まん中に小さな毛があることがわかります。

ニキビは毛を包んでいる毛包という組織の炎症です。ニキビは顔、胸、背中などに多く、これらの部位が好発部位です。

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正常な皮膚。

きれいな状態

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あぶらや汚れが毛穴をふさぐ

ニキビのできはじめ=脂腺性毛包(しせんせいもうほう)っ毛穴がつまって皮脂が増えます。

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ひどくなると

ニキビの予防軍・コメド=面ぼう(めんぼう)

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ニキビ

白ニキビ・黒ニキビ=丘疹(きゅうしん)

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赤にニキビ

赤ニキビ=膿疱(のうほう)ニキビ菌が増え、白血球が毛包を攻撃して破壊、炎症を起こします。

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ニキビ跡

ニキビの跡・あばた=はん痕(はんこん)

若い人だけではなく大人もできる

ニキビは毛穴にあぶら(皮脂)や汚れが詰まることから始まります。
これを放っておくとニキビ菌が増え、白血球が毛包を攻撃して炎症を起こし、
赤いニキビになってしまいます。

ニキビにも実は種類があります。原因も様々で一概にこれがにきびのもと、と言えません。
お肌にトラブル=ニキビができたらどんなタイプか 原因は何かを探ることが大切!!

白ニキビ・黒ニキビ

白ニキビは毛穴がふさがり先端が黄白色に見えるもの。
黒ニキビは毛穴が開いていてたまった汚れが黒く見えるものをいいます。
どちらも毛穴にあぶら(皮脂)や汚れが詰まっている段階なので、
毛穴を開け、皮脂を抑えニキビ菌の増殖を防ぐことが手入れのポイントです。

赤ニキビ

ニキビ菌が増殖し、毛包に炎症が起こっている状態です。
この段階では、医師の指示通りに治療することが大切です。
適切な手入れをしないとニキビが治ってもニキビ跡が残ってしまうことがあります。


赤ニキビの治療方法

■軽いとき→塗り薬 
●主に抗菌薬や抗炎症薬の塗り薬を使います。

■炎症が進んでいる時→飲み薬 
●主に抗菌薬の飲み薬を使います。

ニキビを悪くするもの

ニキビの発生は、思春期以後のホルモンの分泌と関係がありますが、
日常生活におけるいくつかの要素もニキビの悪化と深い関係があります。

食べ物
甘いもの、油っこいものなど高カロリーのものはニキビを悪くさせます。

便秘
胃腸の調子が悪いと、ニキビが出やすくなります。

刺激
髪の毛や、ハイネックのセーター、化粧品、または爪などによる刺激は炎症をしばしば悪化させます。

月経
女性では月経の前にニキビが出やすくなります。睡眠不足・ストレス
これらはからだのリズムを乱し、肌に悪影響を与えます。

化粧品
一般的に化粧品はよくありません。特に油脂性のファンデーションやパウダーは
毛穴をふさいでニキビを悪化させます。

本当はやめた方がよいのですが、女性にとって化粧は日常生活にかかせないものです。
使うとしたらローション・乳液・バニシングクリームといった油脂成分の少ないものを選び、
それも最小限の使用にとどめるべきでしょう。


ニキビを治すには

軽い症状の場合は、ぬり薬や内服薬で治療します。
ニキビの基本的な治療は皮脂の通過をよくし、
ニキビ菌や他の細菌の作用を抑えることがニキビの治療において重要です。

内服薬のなかにはニキビに特に有効なタイプの抗生物質のほかに、ビタミン剤や漢方薬も使用しています。
ニキビ菌やブドウ球菌に対して、強い殺菌作用を示す外用剤も使用されますので、
炎症の強いニキビに対して有効です。

今では技術も進歩をしてエステで改善される事もあります。

お手入れのしかた

■毛穴を開ける(皮脂の排出をよくする)
●洗顔・スキンケア
●皮脂圧出(あぶらを押し出す)
※自分ですると毛包を破ってしまうので、必ず医師にしてもらう。
●ニキビ用グッズの使用
(市販薬や化粧品。石鹸など)
●皮脂を抑える
●性ホルモン薬(思春期後ニキビの場合)
●ビタミンB2、B6(補助的)
●甘いもの、油っこいものを控える